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体外受精の成功率を食生活・生活習慣など身近なところで上げる方法

体外受精で妊娠が叶わなかった方に向けて、成功率を上げる方法について、食生活や生活習慣など身近なところから解説する記事です。

体外受精を試して妊娠できないと「せっかく試したのに…」と気落ちしてしまうことでしょう。しかし体外受精を試しても、妊娠できないことは珍しくありません。お気持ちはとてもよくわかりますが、次の体外受精に向けて、成功率を上げる方法を試してみませんか?

そこで今回の記事では、食生活や生活習慣など身近なところから、体外受精の成功率を上げる方法をご紹介していきます。どなたでもすぐに実践していただける内容ですので、読んでいただければ妊娠しやすい体をつくっていくことができるはずです。

体外受精の妊娠率

体外受精での妊娠率は、厚生労働省の調査によると「23.11%」であると報告されています。ただしすべての年代の方を含みます。同じく厚生労働省の資料の中では、年齢が上がるにつれて妊娠率が下がることも指摘されています[1]。

出典:厚生労働省:(PDF)不妊治療の実態に関する調査研究について

そのため体外受精を試みたとしても、年齢を重ねた方であれば、23.11%より低くなる可能性が高いと思われます。体外受精の成功率・妊娠率についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事で移植法ごとの成功率についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

>>30代女性の体外受精の成功率と妊娠率について詳しく見る

体外受精の成功率を上げるために必要な事


体外受精の成功率を平均よりも上げる方法について見ていきましょう。ご紹介するポイントを意識していただければ、平均よりも高い成功率を収められる可能性もあります。

良い卵子

まず体外受精を試みる女性側は、成功率を上げる方法として良い卵子を採取してもらうことが大切です。体外受精を成功に導くには、まず良い卵子を育てて、良い胚へと育てて、良い環境の子宮に移植することが必要となります。

しかし年齢とともに卵子の質・数ともに低下していきます。残念ながら自然に妊娠をする能力は、閉経の約10年前に停止すると言われているほどです[2]。

ただ体外受精であれば、閉経10年前の40代以降でも妊娠できる可能性は残されています[2]。良い卵子を育てるには卵巣刺激法が効果的だと言われており、不妊治療を受けることが良い卵子を育てるために重要だと考えられます。

良い精子

体外受精の成功率を上げる方法として、卵子とともに精子も良い状態のものを使うことが大切です。良い胚をつくるためには、良い卵子と良い精子が必要不可欠となります。

精子も卵子と同じように、加齢により質が低下していきます[3]。しかし良い精子を得ることは簡単ではありません。

不妊治療や体外受精、精子提供の総合支援を行っている「I LOVE BABY」では、厳選された国内の精子を提供できます。良い胚を育て体外受精の成功率を上げる方法として、効果的な「良い精子」をご提供しています。体外受精の成功率が低いと悩まれている方にとって、効果的な治療法の選択となるかもしれません。

【関連記事】
質の良い精子の条件とは?メリットや質を高める時にしたいこと

良い胚

体外受精の成功率を上げる方法として最後にご紹介するのが、「良い胚」を育てることです。良い卵子と良い精子が受精すれば、自然と良い胚になるでしょう

良い卵子・良い精子がそろったら、病院で観察してもらい良い胚を準備することが成功率を高めるための重要な要素です。

体外受精の成功率を上げるために食事で気をつけたいこと

体外受精の成功率を上げる方法は、卵子・精子・胚だけの問題ではありません。実は普段の食生活でも妊娠率は変わります。

それではどのような食事をしていれば体外受精の成功率が高まるのでしょうか?特に重要だと思われる3つのポイントについて解説します。体外受精の成功率を上げる方法を知りたいと思われている方は、ぜひ参考にして普段の食生活へと取り入れてください。

ポイント1:タンパク質を摂る

まずはタンパク質を積極的に摂るように心がけましょう。タンパク質は受精卵が着床するまでの間に、細胞内にあるタンパク質を摂取して栄養を補給するためです。

女性が摂取したタンパク質は卵子の中に蓄積されます。そして蓄積されたタンパク質は受精直後から分解され、胚の栄養素として消費されます[4]。採卵前にタンパク質の多い食事を心がければ、栄養豊富な状態で胚が完成するはずです。

タンパク質が含まれている食材

タンパク質が多く含まれている食材は次のとおりです[5]。

【食材一覧】

  • 豆類
  • 肉類
  • 魚類

特に卵・肉・豆はタンパク質の含有量・利用率とも高い食材なので、不妊治療を受けている方にとっておすすめの食べ物です。

ポイント2:糖質を抑える

体外受精の成功率を食事面から上げる方法として、糖質の摂取を抑えることも意識してください。酸素による老化である「酸化」について耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。しかし体の老化は酸素だけでなく、糖質の摂取によっても起こります。糖質過剰摂取による老化を「糖化」と呼びます。

糖質の過剰摂取の影響は全身に及び、卵巣機能の低下にも影響を及ぼし、不妊の原因になるとも言われています[6]。糖化が起こると卵胞の発育や受精、胚の発育、着床などに良くない影響があるとの報告もあるほどです[7]。

糖質が多く含まれている食材

それでは糖化を防ぐために、糖質が多く含まれる食材について見ていきましょう[8]。

【食材一覧】

  • 主食(米・パン・麺類)
  • 野菜(かぼちゃ・とうもろこし・れんこん・にんじん)
  • イモ類
  • 果物
  • お菓子
  • 清涼飲料水
  • 醸造酒
  • 揚げ物の衣や餃子の皮など
  • 調味料

糖質はさまざまなところに含まれていますが、代表的なのは主食です。その他、甘めの味である一部の野菜やイモ類、果物にも含まれます。全体的に甘い味の食材には糖質が含まれている可能性が高いでしょう。

糖質が少ない食材

糖化の心配が少ない、糖質の少ない食材についても知っておきましょう。

【食材一覧】

  • 肉類
  • 魚介類
  • 乳製品
  • 豆類
  • 葉野菜
  • きのこ類

糖質が少ない食材は、全般的にタンパク質が豊富であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。タンパク質の摂取は体外受精の成功率を上げる方法として大切なので、上記の食材を積極的に食べてください。

ポイント3:ビタミンD、鉄分などの栄養を摂る

最後にビタミンDや鉄分など、ビタミン・ミネラルも摂るようにしましょう。ビタミンやミネラルの中には、妊娠に重要な役割を担うものもあります。

ビタミンDは生殖機能に深く関係すると言われている栄養素です。ビタミンDは着床のために必要な遺伝子が現れるように誘導する働きがあると言われています[9]。
鮭やサンマ、イワシ、シラス干しなどに多く含まれます[10]。

そして鉄は妊娠しやすい体づくりにおいても、妊娠期においても重要とされる栄養素です[11][12]。小松菜やそば、そらまめ、あおのり、さつまいも、ほうれん草などに多く含まれます[12]。

体外受精の成功率を上げるために日常生活で気をつけたいこと


体外受精の成功率を上げる方法として、食生活とともに気をつけたいのが日常生活です。食生活の改善とともに見直していきましょう。

下記の記事では体外受精で着床しない場合の失敗の理由について解説した後、成功率を高めるための生活習慣を3つご紹介します。あわせてぜひご覧ください。

【関連記事】
体外受精失敗の理由は?妊娠しない・着床しないときに確認したいこと

 

生活のポイント1:適度な運動

適度な運動は妊娠率を高めるために効果的です。運動は血液の循環を改善します。骨盤付近の血液の純場感が滞ると、下半身の体温が低下してホルモンバランスを崩しやすくなると言われています[13]。次の項目で解説する成長ホルモンは、運動中にも分泌される[14]ので一石二鳥です。

ホルモンバランスが乱れれば排卵周期も乱れてしまいます。適度な運動で血液の循環を促しましょう。

生活のポイント2:睡眠

運動とともに欠かせないのが睡眠です。睡眠中には成長ホルモンの分泌が増加し[15]、女性ホルモンの分泌を調整すると言われています。女性ホルモンは排卵に欠かせないものなので、睡眠をしっかりととり、正常に分泌されるようにしたいものです。

成長ホルモンは眠り始めに分泌が多くなるので、睡眠環境を整えてスムーズに眠れるようにしましょう。

生活のポイント3:体を冷やさない

体外受精の成功率を上げる方法としてぜひ取り組んでいただきたいのが、冷えを予防することです。とくに下半身を冷やさないようにしましょう。

下腹部や腰の冷えは卵巣機能に影響を与えやすく、ホルモンバランスを乱す原因となります[13]。運動をすれば体の冷えは解消されるでしょう。冷えを予防するとともに睡眠をしっかりととるようにすれば、ホルモンバランスも正常に保ちやすくなるはずです。

生活のポイント4:ストレスをためない

次にストレスをためないことも大切です。ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こす原因となります[16]。また交感神経が緊張することから、血管を収縮させて体を冷やすなどさまざまな影響があるのがストレス[17]。

ストレスを感じないことは難しいですが、体外受精の成功率を上げる方法だと考えて、上手な発散方法を見つけたいものです。

不妊治療のストレス・不妊うつとは?原因や対処方法について」の記事では、不妊うつの原因や症状、対策などについて解説しています。
不妊治療中のストレスケアの方法もご紹介しておりますので、あわせてぜひご覧ください。

生活のポイント5:飲酒・喫煙

飲酒や喫煙も妊娠率を下げる原因となります。飲酒は女性ホルモンを低下させ[18]、喫煙は受胎待ち時間を長くさせるとの報告がある[19]ことからもおわかりいただけるでしょう。

体外受精の成功率に影響を与えるので、妊娠率を上げる方法の一環として禁酒・禁煙に取り組んでみてください。

当サイトで精子提供を受けられた方のご感想

こちらでは、当サイトを運営する「I LOVE BABY」をご利用頂き、精子提供を受けた方のご感想を紹介します。精子提供をお考えの方はぜひご覧ください。

宮崎県在住 年齢30代後半

そもそも、精子バンクは存在するのか不信感がありました。
別のサイトでは、タイミング法では提供者が身体目的の人も多いと言うコメントを見て、わたし自身、精子バンクと関わる前は不安と不信感がありました。
精子バンクから、「I LOVE BABY」を紹介していただき、実際に担当の方がわたしの住む街まで時間を割いて会いに来てくださいました。
しかし、会った後も担当の方を完全を信じきれていない部分がありました。

わたしは、不妊治療では体外受精をし開始後7か月で妊娠成立しました。
不妊治療中は、いつ妊娠成立するかもわからない出口の見えない治療、また毎月何回も飛行機に乗って東京まで治療に行かないと行けない事へのストレスで気持ちが滅入る時も多々ありました。
採卵した卵が未成熟で破棄となった時や、卵子と精子が受精しなかった時など妊娠成立するまで気持ちがアップダウンする事も多く、担当の方に話しを聞いてもらう事も何度かありました。その度に、「一緒に頑張りましょう」と言ってくださりました。

また、ニュースで精子提供者が違う人だったというニュースを見たときも、わたしへの精子提供はどうなのか?とかなり問い詰めた事があります。
その際担当の方は、「そこはちゃんとしてないからニュースになるだけで、こちらはちゃんとしている、信じて大丈夫」だと言いました。

わたしは、約10か月「I LOVE BABY」と関わらせていただいていますが、嘘やごまかしたりしていると感じた事はありません。
こちらの疑問や質問に全力で対応してくださっていたと思います。
今は「I LOVE BABY」に対し不信感はなく、なにかあればすぐに相談する相手として信頼しています。

また、体外受精の治療をするにあたり問題点の一つに金銭面があると思います。
治療費用面でも、ご相談に乗っていただけ、すごく安心して治療に望む事ができました。

Aご夫妻

私達は夫が無精子症の診断をうけ、こちらにサポートにお願いすることにしました。カウンセリング後に病院を紹介頂き、スムーズに体外受精へ進めることが出来ました。

何より助かったのは費用面です。様々なサポートを速やかにして頂けましたので、全く困らずに済みました。
お陰様で、3回目の体外で妊娠出来、現在7週目を迎え夫婦共に嬉しさを噛み締めております。

お忙しい中ボランティアでここまで真剣にして頂き、本当に感謝しかないです。

体外受精の成功率を上げる方法を実践してみて

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、体外受精の成功率を上げる方法がご理解いただけたと思います。

体外受精の成功率は日々の食生活や生活習慣により上げられます。もしそれでも成功しなかったり、ご自身にあった治療方法に悩んでいたりする方がいれば、不妊治療や体外受精の総合支援を行っている「I LOVE BABY」へとご相談ください。ヒアリングであなたの想いに親身に寄り添い、サポートをさせていただきます。

精子提供の無料相談&支援サイトの一般社団法人I LOVE BABY

[1]参照:厚生労働省:(PDF)不妊治療の実態に関する調査研究について

[2]参照:日本医療研究開発機構:卵巣の加齢性変化を制御する遺伝因子―妊孕性温存のための治療応用に期待―

[3]参照:JSTAGE:(PDF)1.父加齢による次世代発達障害リスク:精子エピ変異への着目

[4]参照:科学技術振興機構:哺乳類胚発生におけるオートファジーの役割を解明

[5]参照:e-ヘルスネット:たんぱく質(たんぱくしつ)

[6]参照:JSTAGE:(PDF)ファルマシア・56巻・10号・960頁

[7]参照:JSTAGE:(PDF)婦人科的なアンチエイジング

[8]参照:中部ろうさい病院:(PDF)糖質を少し減らして、健康的な体を手に入れる方法

[9]参照:JSTAGE:(PDF)ビタミンDと生殖機能

[10]参照:骨粗鬆症財団:(PDF)ビタミンDを多く含む食品

[11]参照:女性にやさしい職場づくりナビ:女性の健康と栄養について 隠れ貧血の問題

[12]参照:厚生労働省:(PDF)妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針

[13]参照:JSTAGE:(PDF)初産婦における体温低下と切迫早産の関連性について

[14]参照:JSTAGE:(PDF)運動強度(METs)と成長ホルモン分泌の関連について

[15]参照:JSTAGE:(PDF)睡眠関連ホルモンの計測

[16]参照:厚生労働省:特集

[17]参照:JSTAGE:(PDF)若年女性の冷えと食および生活習慣との関連

[18]参照:国税庁:(PDF)アルコール関連問題の現状

[19]参照:e-ヘルスネット:女性の喫煙・受動喫煙の状況と、妊娠出産などへの影響

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